学術活動
論文
当センターでは、臨床から得られた知見について論文にまとめ、積極的に学会誌などに投稿しています。当センターでの経験を広く他の医療機関に対して公開することで、日本のアルコール依存症医療の質の向上に貢献することをめざしています。
2012年『 Influence of GIRK Channel Inhibition on Relapse Risk in Japanese Alcohol-Dependent Inpatients 』垣渕洋一(共同研究)、日本神経精神薬理学雑誌32：165-167．
学会発表
学会は、私たちと同じようにアルコール依存症医療に関わっている全国の医療スタッフとの情報交換の場となっています。日頃の業務の中で得られた成果をこうしたかたちで仲間たちと共有し、切磋琢磨することで、専門性を高めることが期待できます。そのため、当センターのスタッフは、より質の高い医療を患者の皆さまに提供することを目的に、積極的に学会に参加しています。 学会発表のご報告、資料などは、随時公開いたします。
出版
当センターの医師や看護師などのスタッフが執筆した原稿が掲載された出版物の情報をお知らせします。
- ・『アルコール・ケア：アルコール専門病棟の実践例から』世良守行編 バオバブ社 昭和61年(1986年)出版
田部哲子「はじめは"攻撃的"なＩさんであったが」 - ・『精神科看護』30号 「精神科看護」編集委員会編 精神看護出版 平成15年(2003年)出版
重黒木一「チームアプローチがアディクション看護の基本」 - ・『臨床看護』36号(2010年10月号) へるす出版 平成22年(2010年)10月
冨髙緑「アルコール依存症のせん妄；機序」
講演
アルコール依存症という病気についての正しい理解は、まだ十分に広まっていないのが現状です。当センターでは地域の保健所や自助会主催の講演会・セミナーにおいて、アルコール依存症の正しい理解や家族としての関わりなど、様々なテーマでの講演を行っています。
