今年度の翠会学会は、新型コロナウイルス感染症の影響により昨年度の開催が見送られた為、２年ぶりの開催です。
グループとして初めてのオンラインによる学会運営となり、企画の段階では、何から準備をすれば良いのか迷いがありました。
それでもサポート企業との打ち合わせを重ね、会議やコンテンツの準備を進めるにつれ、次第に開催イメージが共有されていきました。
例年の学会では参加者４００名程度であったところ、今回はオンラインの効果で５００名を超えるアクセスを得ることができました。
特別講演では、新型コロナウイルス感染症に関する最新情報が配信されました。また別のテーマでは、精神科を題材としたドキュメンタリー映画の上映に合わせ、映画監督のインタビューを行いました。
「コロナ禍において学んだこと、工夫したこと、これから備えること」と題したシンポジウムでは、コロナ禍における様々な病院や施設の職員の取り組みや、今後に向けた備えを共有することができました。
対面による学会とは異なり、学会を視聴した職員の反応が見えにくい一面もありましたが、無事に開催されたことを大変嬉しく思います。グループ施設全体での学びを共有し、今後更なるサービスの充実に向けて備えていく機会として参ります。