病院のスペースを利用し、精神障がい者の方が通っている事業所と連携してぽかぽかカフェを開催しました。

ぽかぽかカフェが目指しているのは、地域で暮らしている同じ障がいや同じ病気、同じ悩みを抱えている方々との出会いを通して、入院している方々が、未来への希望を持ち、地域とつながることの意味を感じる機会を作ることにあります。また、病院としても地域に開かれた病院を目指した活動でもあります。

今回は精神障がい者の就労支援を行っているJHC赤塚にお越しいただき、外来サロンにおいて、入院患者さまを中心にお菓子を販売して頂く企画を実施しました。

和気あいあいとした雰囲気で、「おいしかった！」と話している方が多かったです。JHC赤塚とは病棟内でも交流を行っているため、お礼を述べている方や、「久しぶりで嬉しかった」「またお菓子の販売をお願いしたい。」と言った感想や商品をリクエストされる方もいました。購入された方の中には大事に翌週まで保管しておかれる方や活き活きと販売される事業所の方の姿を見て「早く退院したい」と意欲をみせる方もいました。

入院患者さまをはじめ、面会でいらっしゃったご家族や外来受診にこられていた方も購入されており、様々な方が事業所の方と交流する機会となりました。

職員からもたくさんの笑顔があふれ、とても温かい時間となりました。
今年度からは定期的な開催を目指し、企画していく予定です。
ご家族との面会や外来受診の際にもお立ち寄り頂けますと幸いです。

1回目の様子はこちらからお読みいただけます。