7月19日にB3病棟の音楽プログラム「スマイルミュージック」において、文京区の地域活動支援センターエナジーハウスとの音楽交流会を行いました。この交流会は地域移行プロジェクト*の一環として実施しているものです。

　B3病棟は長く療養生活を送っている方が多いため、患者様が楽しく交流する中で病院外の生活に関心を持つことを目的として実施しています。

　大好評だった1回目に続き、2回目の開催となりました。

今回のテーマは夏！みんなで法被を着て東京音頭を踊ったり、お祭りマンボを歌ったりと、会場は一気にお祭りムード！クラリネットやフルート、カスタネット、ドラム、タンバリンなどたくさんの楽器を使っての合奏も、音源が聞こえなくなる程の大迫力の演奏となりました。エナジーハウスのメンバーさんによるプロ顔負けの名司会や、前回は歌唱が叶わずハミングでしか歌えなかったマイウェイをみんなで歌うことができ、涙あり、笑顔ありの楽しい交流会となりました。

　「またやりたい」という声が多く聞かれ、中には「実際にエナジーハウスに行ってみたい」と話す方もいました。次は秋ごろの開催を企画しています。

　今後は音楽以外で交流する活動も企画し、さらにお互いのことを知り合えるような機会を持っていきたいと考えています。

*地域移行を促進するために多職種で構成されたプロジェクトです。病院外の事業所やピアサポーターと連携し、病棟での活動や職員向けの研修など様々な企画を検討しています。