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2015.11.14第20回翠会ヘルスケアグループ学会に参加しました

 秋も深まる2015年11月7日、九州は福岡県行橋市にて翠会ヘルスケアグループ、第20回地域精神保健学会が開催され、参加致しました。
 

 前日午後に北九州空港に到着後、先ずは同法人内、八幡厚生病院を見学しました。美術館を想像させる外観、背後には小高い丘の風景、院内は病室内、廊下、スタッフステーションとどこも広いスペースが確保されていました。天井からは自然採光が入るよう工夫され、視覚効果を意識した床は大理石様や木目調、統一された白壁は清潔感を漂わせ、ドアノブは危険防止にとフラットで円柱状の一切突起物の無いものを採用している等、随所に工夫が凝らされ配慮が行き届いていました。

 2日目は小雨の中、翠会ヘルスケアグループ第20回地域精神保健学会に参加しました。今年のテーマは"医療と福祉の連携"~地域でいかに患者さんを支えるか~であり、午前中は産業医科大学公衆衛生学 産業保健データサイエンスセンター教授 松田晋哉先生による精神科領域における医療と福祉の連携をテーマとした特別講演、昼食を挟んで午後からの前半は分科会Ⅰを高齢者、Ⅱ精神科、Ⅲ地域とカテゴリー分けして自由に行き来可能なスタイルとして合計17もの発表があり、医療と福祉の連携分野での動向や情勢といった勉強になる充実した内容で知識を深める事ができました。

 この中での分科会Ⅲ地域カテゴリー、一番手で我がストレスケア病棟の発表がありました。日々の看護ケアを数値化し、電子カルテを駆使してのデータ処理化を研究とした"ストレスケア病棟における気分・栄養・睡眠のグラフを用いた看護介入の効果"というテーマです。研究期間中は病棟スタッフ全員で協力体制を整え、日々の看護ケアに加えて遂行してきた、正にその研究発表でした。

 今回は中間報告という形で結んではありますが、現場で携わってきたスタッフとして、患者さんからグラフという可視化の意義や感謝の言葉と生の声を伺い、状態変化を感じていく中で続編に携わりたいと考えているのは私ひとりではないと感じているのではないかと思っています。

 休憩を挟み、午後後半はメインテーマである医療と福祉の連携、~地域でいかに患者さんを支えるか~のシンポジウムで5つの発表はどれも興味深く総勢約150人が集った会場での活発な質疑応答は時間が足りなくなる程でした。
 その後の懇親会では九州の海の幸、山の幸に舌鼓を打ちながら芸の披露等と行橋記念病院からの歓迎を受けて関連施設との交流も深まりました。
 

 九州滞在中に見える日本海の美しい海原や四方の山脈はどれも壮大で心から癒され安らぎました。今回の経験、得られた知識を今後の看護実践に生かしていきたいと感じた有意義な2日間となりました。
           看護師 貫井