治療について リハビリテーション -心理プログラム-

当センターにおける心理療法

「東京こころとからだのストレスケアセンター」では、「こころ・ナビ」と「こころ・ラボ」という2種類の心理プログラムを実施しています。ともにグループ形式で行うもので、参加される皆さんに「サポート」と「気づき」の場を提供しています。心理プログラムによる同じような症状、悩みを持った仲間との体験の共有は、「自分だけが悩んでいるわけではない」という安心感をもたらしてくれます。また、「そういう考え方もあるのか」という、問題解決のアイデアを導くきっかけとなって、一人ひとりの回復を後押しする心強い支えとなります。

「こころ・ナビ」

うつ病をはじめとする疾患の症状や治療法について、正しい知識を身につけていきます。病気に対する理解を深めることで、再発予防のためのアイデアを増やしていくことをめざします。グループには患者さんの治療に携わるほぼすべての職種がスタッフとして関わり、分かりやすく、役に立つ講義を心がけています。また、テーマごとに特色のあるセッションを展開しています。

「こころ・ラボ」

認知行動療法の方法論に沿ったプログラムで、「うつ」に陥りやすい考え方に気付き、気分の落ち込みや不安、緊張などの不快な気分に自ら対処していけるスキルを学び合うことを目的としています。内容は、認知再構成法を中心とした認知行動療法の基本的なスキルの紹介に留まりません。患者さん同士の活発な意見交換も「しなやかで無理のない思考」を導くための大切な要素となっており、このグループの魅力でもあります。
その他にも、各種心理検査を実施したり、個別カウンセリングによって「自分のこと、性格や考え方について理解を深めたい・・・」、「抱えている気持ちを整理したい・・・」「つらい気持ちに対処したい・・・」などのご要望にもお応えすることも可能です。

このように、各種心理プログラムや心理療法を、ご自身の状態や希望に合ったかたちで組合せて活用していただくことができます。プログラムに関わる私たちスタッフも、患者さんひとりひとりの療養生活を支え、その先の新しい一歩へと、心を込めて伴走するサポーターでありたいと考えています。