治療について リハビリテーション

症状の改善や再発防止、リラクセーションや生活の質の向上を目的として、様々なプログラムを提供しています。また、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士などの連携による多職種チームが、患者さんの病状や病態に合わせ、個別性を重視したリハビリテーションを行っています。

作業療法(OT)

こころの病気になると、以前のように楽しい気持ちや意欲がわかない、自信がもてない、集中できないといったような感情が生じることがあります。そのような感情に対し、作業療法(Occupational Therapy)によるリハビリテーションが行われます。作業プログラムは「個人」と「集団」別に分かれており、患者さんとともに課題を見つけながら、その克服に取り組みます。様々なプログラムが用意されており、一人ひとりに合ったリハビリテーションが実施されます。

こちらよりプログラムのご紹介をしています。

プログラム紹介

趣味活動

塗り絵、書道、裁縫、パソコン、計算、DVD鑑賞など様々な活動を行います。患者さんの心身の刺激になるよう取り組みます。

回想法

毎回テーマごとに写真や道具を用意し、実際に手で触ったり味わったりといった体験を通して、懐かしい感覚を再起していただきます。個人の歴史や思い出を語らい、共感し合うことを大切にしています。  

音楽

講師のピアノ生伴奏で、季節やその時の気分に合う歌を歌います。思い出の曲に触れて懐かしんだり、楽器演奏や簡単なダンスに取り組んだりと楽しい時間を過ごします。

絵画

様々な技法で絵を描きます。「表現技術を追求したり、上手に描く」のではなく「自分が描きたいものを自由に、様々な表現方法でゆっくり描く」をモットーにしています。  

園芸

土に触れ、花や野菜の世話をします。収穫したての野菜を使った料理は格別です。屋外で身体をダイナミックに動かすことで、心地良い疲労感が味わえ、良質な睡眠へつながります。

運動

散歩、ウォーキング、ストレッチ体操、卓球、ソフトボールなどを行います。参加される方の目的や体力に合わせ、楽しみながら身体を動かします。

アロマオイルを用いた活動

芳香・芳香浴やマッサージ、匂い袋などの小物づくりを行います。アロマオイルを使用したリラクゼーションプログラムを通して、作る楽しみとオイルの効能の両方が味わえます。

レクリエーション

主に外出、映画鑑賞、カラオケ、茶話会などを行っています。ハイキングやバーベキューなど季節限定の企画もあります。楽しみながら季節を感じる、昔を思い出す、身体を動かすなど様々な目的があります。

話し合い・茶話会

今の気分や日頃の出来事についてなど、様々なテーマについて話し合ってもらいます。

心理教育

患者さんご本人の病気や薬、社会資源(暮らしを支えるために必要な施設や機関、人材、法律、技術など)のことなどについて学びます。作業療法士だけでなく、医師・看護師・精神保健福祉士・臨床心理士などと共同で運営しています。

行事

各病棟での夏祭り、バスハイク、クリスマス会や、院内全体で行うフリーマーケット、喫茶活動、展覧会・コンテストへの作品出展など季節に合わせた行事があります。

喫茶活動

就労体験の場として『喫茶アンダンテ』という喫茶店を運営しています。患者さんとスタッフが一緒に店員となり、働く体験をします。就労を考えている方も、そうでない方にとっても貴重な体験です。

【個別プログラム】

身体リハビリ、心理教育(自分の病気を知る)、ストレス発散法の実践、調理や買い物、運動、手芸、面接など、患者さん個別の目的に沿って取り組みます。

薬剤管理指導

服用しているお薬の名前、服薬方法、作用・副作用、意義などを理解することを通じ、退院に向けて自己管理できることをめざします。お薬に関してのさまざまな疑問や質問に分かりやすく答え、納得のいく服薬をめざします。また、病棟で行うプログラムへ参加し、薬の説明を丁寧に行っています。

栄養管理

医師の指示により、管理栄養士と他部門のスタッフが栄養管理および栄養指導等を行います。また、各病棟の特色に合わせた栄養セミナーを開催しています。 お食事を通して季節感をお伝えすることで、豊かな気分を味わっていただけるよう、スタッフ一同で心掛けています。